巨峰ジベレリン処理講習会を開く
2019/5/21
JAあいち中央ぶどう部会は21日、安城市東端町の部会員の園地で、消費者ニーズの高い種なし「巨峰」を作るためのジベレリン処理講習会を開きました。部会員や県、JA職員ら約25人が参加した。種なし巨峰の花穂整形やジベレリン処理、病害虫防除に関する情報について確認しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課岡崎駐在室の長坂省造主任専門員が今後の気象予想と併せ、ジベレリン処理のポイントを説明。「樹勢が落ち着いている樹は早めに、強い樹は遅めに処理する。早すぎると果房が伸び過ぎ、花振るいし、軸が硬化し屈曲する。遅いと種が入りやすく、粒が密着し小さい房になるので注意してほしい」と話しました。病害虫について「べと病は連続した雨や低温で感染しやすい。発病を確認した葉や房は速やかに処理し、追加防除を行うなど、早急に防除してほしい」と呼び掛けました。
部会は33人が5.5ヘクタールで「デラウェア」や「巨峰」を栽培します。
長坂主任専門員から説明を受ける
部会員