デラウェアのジベレリン処理順調
2019/5/8
JAあいち中央管内の安城市で、ブドウ(デラウェア)の種をなくして果粒を大きくするためのジベレリン処理作業が進んでいます。今年は2月下旬から3月にかけて平年よりも気温が高かったことから、生育が早まると思われたが、3月下旬から4月にかけ少雨や低温により、平年並みの生育で進んでいます。
JAぶどう部会の大橋祐司部会長は、約34アールでデラウェアを栽培。花穂の状態を見ながら一つ一つ手作業でジベレリン溶液に浸していきました。大橋さんは「昨年は生育が早く作業に追われていたが、今年は生育も作業も順調に進んでいる。しっかり管理していき、おいしいブドウを作っていきたい」と話しました。
部会は33人が5.5ヘクタールで「デラウェア」や「巨峰」を栽培。出荷は「デラウェア」が7月中旬~8月上旬、「巨峰」は7月下旬~8月中旬の見通しです。
ジベレリン処理作業を進める大橋さん