露地いちじく芽かき講習会
2019/5/8
JAあいち中央いちじく部会は8日、安城市と碧南市の2会場で「露地いちじく芽かき講習会」を開きました。2会場で合わせて114人の部会員が参加しました。生育状況や芽かき、病害虫防除などについて確認した。また、特殊肥料の紹介等の説明を受けました。
安城地区代表の淺井丈夫副部会長は「4月初めは天候不順で生長が悪かったが、5月に入って天候が安定してきた。展葉枚数に応じて、回数を分けて芽かきをしていくといいと思います。作業には十分気をつけて行ってください。」とあいさつしました。
講習会では、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の長坂省造主任専門員が芽かき作業について「不要な芽は早期に除き、養分の消耗を少なくすることが大切。樹勢が強い場合は芽かきを遅らせ、弱い場合は養分の消耗を少しでも減らすため、早めに一芽にすること」と説明しました。また、今年は雨が少ないためかん水をしっかりすること、早くも害虫が発生しているところもあるので対策をしっかりすることを注意喚起しました。
同部会は、191軒で栽培面積は露地とハウスを合わせて約32ヘクタール。本格出荷は8月中旬からで京浜・中京・北陸地区の市場に134万パック(1パック350グラム)を出荷する予定です。
長坂主任の説明を聞く部会員
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